インフルエンザワクチンの季節 2

事務さんから聞いた話だけど、

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待合室で注射をとても怖がっている子がいたんですって。

事務さんが見かねて「平常心でね。」と声をかけたところ、

 

 

 

 

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椅子の上で目を閉じて、座禅を組んでいたそう。

素直でかわいいです。

 

 

Wezzyの連載、「風邪って一体何なんですか?」改めて聞かれることがあったので書いていて新鮮でした。

wezz-y.com

 

こちらは取材協力。月並みなことですが、やはりインフルエンザ予防に有効なのはワクチンです。紅茶じゃないんです。

papacomi.com

 

 

【11.24】「ワクチンの副反応が怖い」と言う方から「安全なのはわかるけど説明できない」と言う方まで、ぜひお越しください。小児科専門医の森戸やすみ・宮原篤と、感染症コンサルタントの堀成美さんが、予防接種や感染症の大事なことから豆知識まで面白くわかりやすく解説!

www.loft-prj.co.jp

インフルエンザワクチンの季節 1

かかりつけの子だけど、注射は嫌い。

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「じゃあ、確認のためにフルネームと何歳かを教えて下さい。」と言ったところ、

 

 

 

 

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「え?知らないの?」と言われました。

知ってる!知ってる!知ってる!

「マイクで呼んだときに、別の人が間違って入ってきちゃうこともあるし、必ず確認するんだよ。」と説明して、私が顔と名前を覚えていない疑惑を払拭しました。

 

……でも、わからない。彼女は「こんなにいつも来ているのに、先生は私を知らないのかも」って思っているかもしれない。

O脚とX脚

こないだ外来で、2歳11ヶ月の子がX脚ではないかという相談を受けました。

本来、整形外科の先生に診てもらうべきですが、3歳頃は生理的にX脚なんです。

なので、程度がひどくなければ様子を見てもらおうと思いました。

低身長はなさそうだし、転びやすいとか脚が痛いといったこともなさそうなので、

「ちょっと歩いてみて…大丈夫だね。じゃあ、ちょっと走ってみてくれる?」とお願いしたところ、

 

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「走っちゃダメなんだよ。」と部屋の中で走り回るのはいけないことだと言われているのか、拒否されました。

 

 

 

 

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「そうだよね、走るのはお外でだよね。」ということになり、経過を観察させてもらうだけにしました。

 

 

 

 

O脚は足関節の内側を合わせると両膝の内側が合わないことを言います。一般に、新生児と1歳前後の子どもはO脚です。

 

その後、なにもしなくても徐々に真っ直ぐになり、3〜4歳で最大のX脚になります。それも、自然に治っていき6〜7歳で軽いX脚、以後はあまり変化せず一定になる(小児内科2019 Vol.51 No.10)。

 

その子が何歳か、左右差がないか、家族でO脚の人が他にいるかなどに応じて必要があれば小児科医が、小児を診ることに慣れている整形外科医を紹介してくれると思います。心配な親御さんはまず、かかりつけの小児科医に相談してみましょう。