「ポップスで精神医学」を読んで。

面白かったです。 

ポップスで精神医学  大衆音楽を“診る

ポップスで精神医学 大衆音楽を“診る"ための18の断章

 

精神科医6人がグループサイコライターズとしてポップスを題材に書いた本。

最近の私は松本俊彦先生の自傷や依存症の話を興味深く読んでいるので、とても面白かった。  

私も岡村靖幸さんが大好きで、大学生の時に復活ライブを見に武道館に行ったことがあります。

そうだよなー、薬物依存症を罰することは治癒につながらないし、依存症を乗り越えて活躍

している人がもっと世間に出てきてみんなの心の支えになってほしいなと思いました。

 

またクレイジーケンバンドに松本先生がそこまで傾倒しているとは知らなかったので、私は

野宮真貴さんとデュエットしてる曲しか知らなかった、もったいなかったと思いました。

さっそくiTunesでケンさんの曲を買ってみた。

 

がしかし、他の先生たちは選曲が独特で知らない曲や歌手ばかり。山登敬之先生の中森明菜

DESIREとか斉藤環先生の清志郎みたいなもっとみんなが知ってる曲だったらよかったのにな。

 

 

自傷・自殺する子どもたち (子どものこころの発達を知るシリーズ)

自傷・自殺する子どもたち (子どものこころの発達を知るシリーズ)

 

思春期というのは大人が外から見ただけではわからない心の動きがあるようで、私がこれを

持っていたらあの暢気に見えるponちゃんが読みたいというので貸してあげました。

これは自傷に対する誤解をわかりやすく解いてくれる松本先生の本。

 

「死にたい、死にたい」と言う人ほど実際には死なない。→そうではありません。

自傷する人は自己アピールのためにやっている。→生きたいからやっています。時に隠れて

自傷し、辛い現実を一時やり過ごすためなので放っておいてはいけません。

あなたが自分を傷つけると私も辛いと言う。→自傷する人の罪悪感を増すだけだから不適切。

 

 

自傷行為の理解と援助―「故意に自分の健康を害する」若者たち

自傷行為の理解と援助―「故意に自分の健康を害する」若者たち

 

 これもペンギンの本も私の先輩の先生が貸してくれました。

とっても興味深く実際に臨床の場で使う知識かもしれないと思って、後から2冊とも自分で

買いました。より深く具体的に知りたい人や医療者はこちらがお薦め。

 

 

清原容疑者のことを毎日、テレビで見るにつけ気の毒だなと思います。覚せい剤使用は犯罪で

あるけれど、依存症は病気です。ダルクで頑張っている田代まさしさんのように支援が必要。

blogos.com

 

岡村ちゃんもマッキーもそういったことを話してくれればいいのにと思います。

依存症は治すことができるし、その後にまた活躍することもできると知られると多くの人の

目標になりますね。

 

 

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これは自殺予防についての勉強会に出てもらったサイン。私に松本先生の講演は勉強に

なるし、面白いよと誘ってくれた先輩と同級生の小児科医と一緒に行きました。

「あいつ、ドサクサにまぎれてサインもらってるよ。」と言われながらw。

 

 

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