ponちゃんは大学生。学校の帰り道、大変怖い思いをしたので注意喚起のために書きます。
明るい表通りを歩いていたところ、男子学生が大勢でいたそう。男の子が苦手なponちゃんが一本裏の道に行ったところ、30代と思われる男性が話しかけてきました。
「ちょっといいですか?」
「ガソリンスタンドはどこ?」って聞いてきたそう。それ以外にも、
「駅ってどっちの方?K市は方向的にどっち?ここはS県ですよね?バイクで来たからわからなくて」
この時点で、質問に答えるponちゃんの話をよく聞いていない、なにかおかしいと感じたようです。
「バイクで来てるんですよね。ちょっと停めているんで来てもらえませんか?」
「ごめんなさい、急いでいるので」と言ってponちゃんは逃げたそう。GJ。近くに停めているとの言葉とは裏腹に、見えるところにバイクはなかったそう。しかも、だいぶ歳上の男性が、18歳の女の子に「ちょっと見て」はおかし過ぎると走りながら感じたそうです。
その後、暗い中まだ誰も帰っていない家で、独りぼっちで居たのはどれほど怖かっただろうと思います。ponちゃんはbeeちゃんに電話し、まだ帰宅していなかった私にメッセージしてきました。
「あなたは悪くないからね」と念のため言ったところ、「うん、私も一瞬、明るいところを通らなかった自分がいけないかなと思いかけたけど、そんなことはない!あの男の人が悪いと思ったよ。」という頼もしい返事でした。
こういったことは、被害者が責められがちですね。派手な服装で誘っていたんじゃないか、声をかけられるスキがあったんじゃないかなどなど。BBCが作った動画を見るとその被害者批判が見当違いであると一目瞭然なのに、なぜかセクシャルハラスメントや性的被害だと当然のように言ってくる人がいるのが不思議。
Guys, is dressing provocatively in expensive suits whilst having too much much to drink causing you to get mugged? 🤔 #TraceyUllman pic.twitter.com/oz4PH4EdyV
— BBC Comedy (@bbccomedy) March 10, 2017
YouTubeで翻訳したもの
↓
男性に向かって「そんな高そうなスーツ着て、おまけに酔っ払ってたなら、強盗にあっても仕方ないんじゃない?」と女性警官が聞くというコメディです。
その後、近隣で他の女の子が被害に遭ってはいけないし、ponちゃん自身もまたその人に会ったらとても嫌だと思ったので、交番に行くよう言いました。何件もそんなことが立て続いたら、パトロールを強化してくれるかもしれない。自分の体験を初めて会う警察の人に話をしに行くということ自体、とても怖かったと思います。でも、翌日話を聞いてくれた警察官はとても優しくて、「被害があったわけではないから被害届は出せないけれど、またそんなことがあったら今度は初めから110番通報していいからね」と言ってくれたそうです。
女の子、女性は気をつけましょう。
一番気をつけるべきは、もちろん加害者になりそうな人物です。今回の男性の本当の目的は不明だし、知る必要はponちゃんにない。犯罪に発展したかもしれないと思うと、私は今でも怖いです。自分より非力な人を傷つけることを正当化する理由は何もありません。この本は、加害者にとっても有益だと思うので読んでほしい。
この本は小さい子にどうしたらいいか教えるのにいいです。今回のponちゃんのように、大人が子どもに何かを聞く、頼るということ自体がおかしいし、断ってもぜんぜん悪いことではありません。
とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん)
- 作者: ベティーボガホールド,河原まり子,安藤由紀
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 1999/01/25
- メディア: 大型本
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