beeちゃんは学校の周囲を探検するという生活科の学習だったけれど、水筒を持って行かなかったので習い事に行く時にお水を買ってあげました。休み時間も忙しくて水道で飲めなかったんですって。学校から習い事へは直接行きます。
「ペットボトルのフタ、初めて自分で開けられたよ!」と自慢気。
「すごいねえ、beeちゃん。お姉ちゃんは3年生の時に自分で開けられなかったよ。」
「あの子はねー、いろいろと遅めで、自分が絵を描くことが好きだっていうのも中学生になってから気づいたの。わさびを少し食べられるようになったのも最近だし。」
「だからあの子、本当は不器用じゃないと思ってるんだ。お母さんは。」
そう聞いていたbeeちゃんは、
「お姉ちゃんは不器用じゃないよ。きっと自分が器用だってことに気づいていないんだよ。」
私もそう思います。ちょっとしたコツの掴み方を知ったら、自分が思い込んでいるようなぶきっちょさんじゃ、ないと思うな。
きっとそうよ。