これに行って来ました。Live Wire [487] 17.1.7(土) 希有馬屋フリートーク#9
『中国嫁日記(六)』発売記念トーク 井上純一×じゃんぽ~る西
井上純一さんの中国嫁日記も好きだったし、じゃんぽ〜る西さんの漫画も奥さんの本も好きで読んでいたからです。
炎のマシンガントーク、井上純一さん。
情熱的に話すことがたくさんあってすごいなあ。
相槌ばかりになってしまったじゃんぽ〜る西さん。井上さんに積極的に質問などしないと聞くだけになってしまうと後半に気づいたそうです。
どんな話だったかはこの方のブログに詳しい。
↓
中国嫁VSフランス嫁 : 自転車で痩せぬオタクブログ
私は中国人の奥さん、フランス人の奥さんが日本で暮らす時にどんな感想を持って、夫はどんななのかとか、もっと聞きたかったな。面白かったけれど。
そして、井上さんが面白くない外国紹介漫画は人間性が描かれていないと言っていましたが、私もそう思います。「ダーリンは外国人」のヒットを受けて、旦那さんが外国人というエッセイ漫画が流行って私もずいぶん読みました。
その前から「トルコで私も考えた」とか「モーレツ!イタリア家族」とかも大好きだったんだけれど、
インド夫婦茶碗も大好きで全部持ってるけど、
やっぱり面白い上に、いいなと思うのは愛のある漫画。旦那さんへの愛、家族への愛、相手の国に対するリスペクトが感じられない漫画は、いまいち。未婚者が既婚者の相談を受けるが如く「じゃあ、やめちゃえば?」のような感想しか湧かない。もちろん、いいと思うところをストレートにそれを描いちゃったら反感や嫉妬心を持たれたりするんだろうから、難しんでしょうね。井上さんが小栗左多里さんは、「トニーの描写の仕方に炎上しないテクニックを駆使している」と話していました。自慢にならないように、「トニーかっこういい」とはしないで「トニーの顔は彫りが深すぎて日本人とはこんなに違う」と描くって。なるほどね。
トークショーの前にサイン会があって、私は仕事が終わってすぐに駆けつけました。
いいでしょ。井上純一さんとじゃんぽ〜る西さんのサインもらった。
プロはさすがだね。目の前でスラスラ〜と描くのを見られて幸せだった。
#中国嫁日記 #井上純一 #じゃんぽ〜る西 #フランス嫁
目の前でサラサラ〜と書いて(描いて)いただきました。
さすがのプロの漫画家さんだなあ!
【以下ネタバレありなので、中国嫁日記6巻を未読の方はご注意ください。】
トークショーの終わり頃、井上さんが6巻に書き下ろした話に少し触れました。私は、仕事で子どもが亡くなる場面にいることが度々ありましたが、誕生を喜び、育て、共に過ごす時間が長い方が辛いのではないかと想像するんです。
胎内で亡くなると小児科に来ないので、ご家族の話を直接聞くことはありませんでした。でも、顔も見ずに失ってしまった子どももこれほど悲しいと知りました。
井上さんが流産でお子さんをなくした親御さんの代表というわけではもちろんないけれど、生まれずに亡くなる子どもについてこういう感情を持ち続けるものなんだと、いまだにその話で涙ぐんでしまう井上さんを見ながら、もらい泣きしそうになりました。
------------------ネタバレ終わり------------------
私がまたトークショーをやる時とか、その後の懇親会に参考になるかもと思って懇親会も出てみました。もしかして、参考にならないかなーと思ったけど、楽しかったです。
後日、担当編集O西さんに「医療本とは違うから参考にならないでしょー」と言われたw。そういうわけでオススメです。
私はカリンさん2巻発売を待っている。
こちらも重版します。第9刷です!☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ