ponちゃんは、大学生ですが、何かを選ぶ時に色で迷ったら…
「ピッコロさんの緑か水色か紫。」
「そうそうあることじゃないし、だいたい寒色だったら好きだから間違いないんだけどね。」
と言っていました。
そういう19歳は、他にもいるでしょうか。
私がこのブログの絵を描いていたら「ピッコロさんはもっとハンサム」と言われました。
すみませんね。
悔しいのでTVアニメじゃなくて鳥山明先生の方の色彩を真似しました。
11月24日（日）13:30〜『小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK』刊行記念トークイベントを開催します。
共著者で小児科医の宮原篤さん、感染症専門家の堀成美さんと登壇。
HPVワクチンや追加接種のこと、いろいろとお話しましょう。ぜひお越しください。
NHKの「おはよう日本」を見たりテキスト化したものを読んで、リプライやブコメをくれた方、ありがとうございます。
防ぐことのできる感染症やその合併症で、子どもが苦しまずにすめばいいなと思います。
子どもも、空気とか雰囲気を読みます。大人が話していることの内容はわからなくても、絶妙なタイミングでバイバイしたりすることありますね。
このときは、お母さんの話が終わったと思った2歳。
両手をあげました。後ろから抱っこしてほしかったみたい。
空気、読み間違ってて、お母さんの話は続いていたんでした。
ずっと両腕を上げたまま待ってました。
11月24日（日）13:30〜
『小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK』刊行記念トークイベント開催。
共著者で小児科医の宮原篤さん、感染症専門家の堀成美さんと登壇します。
HPVワクチンや追加接種のこと、いろいろとお話しましょう。ぜひお越しください。
お子さん連れでもOKです。
桑満おさむ先生から送って頂きました。この本、面白かったです。
私は、第3章の「ワクチンは効果とリスクで考えよ」、「どうして予防接種を受けないのか」から読み始めました。
私達の本で言っていたのと同じく、DPTの三種混合が打てなくなったときに、百日咳で亡くなる子が増加した話やおたふく風邪難聴が治らない話、前橋レポートよりももっと新しい研究でインフルエンザワクチンは効果があるという話などが載っていました。紹介の仕方が違うけれど、桑満先生もファクトを元にワクチンの重要さを説明してくれています。
出版物としては「ワクチンは効かない」とか「予防接種は罠だ」というような変な本が多いので、ホッとしました。
98ページ、
自分が信じるものを否定するような情報を出されると、信じていたものを疑うのではなく。むしろ信じる気持ちを強めてしまう
というバックファイア効果の説明がありました。日々、診療をしていると突然、ワクチン欄が真っ白で一つも予防接種を受けていない子が来ますが、どこまで言っていいか悩ましいです。バックファイア効果で「ワクチンは怖い」という考えの方に、より寄ってしまったり、二度と自分のクリニックに来てくれなくなったら、医師と患者さんとの接点がなくなります。世界中で医者が困っていることなので、絶対的に効果のある説明の仕方はないんでしょう。
他にもこんな医療を装ったニセモノに騙されてはいけませんよという話題がたくさん。
【目次】（Amazonより）
第1章 どうしてニセ医学にはまってしまうのか??
みんな「コラーゲンでお肌プルプル」にダマされてる! /ちまたに溢れる「ニセ医学」/合成添加物は本当に危険なの?
第2章 「酵素」「デトックス」と聞いたら要注意!
酵素栄養学もニセ医学だった/デトックスで本当に毒は出ているの?/母乳信仰が母親を壊す/「原発事故で甲状腺がんが増える」は本当か?/天変地異も治せるEM菌とは?
第3章 命にかかわる! 「反ワクチン」「反予防接種」
なぜステロイド剤は憎まれるのか/皮膚から毒は吸収されるか/ワクチンは効果とリスクで考えよ/どうして予防接種を受けないのか
第4章 ホメオパシーという信仰
毒にも薬にもならないホメオパシー/波動でみんなハッピーに?
第5章 ニセ医学にだまされないために
「水素水」と「冷えとり」ブーム/ニセ医学にダマされないための七箇条/最悪のニセ医学「がんが治る」
私は、桑満先生がブログで靴下を重ね履きしていた写真を思い出して、思わず笑いました。『ムー』みたいに写真やイラストを多用したMOOKで、桑満先生が怪しい説や健康商法を次々斬ってくれる本が出たら私は買います。
桑満先生のフットワークが軽く、変な説が話題になった途端、Twitterやブログで斬っていくスタイルが素晴らしいと思います。ぜひこれからもニセ医学バスターとしてご活躍いただきたいです。
