ひとつだけ

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降りる駅の名前を言ったすぐ後でも…

 

 

 

 

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なにもなかったかのように質問するbeeちゃん。こういう時に「今、言ったばかりじゃない」とは指摘しない。

 

 

 

 

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たぶん指摘されたこと自体、頭の中に入らないと思うから。ここのところずっと、彼女は上の空。

 

 

 

 

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最近は隣で並んで歩いていても、beeちゃんは何も言わないし、私も話しかけない。話しかけていたけれど返事さえ億劫そうで、私のどうでもいい話はやっぱり彼女の頭を通過していくよう。

これが思春期なのかなと思います。お姉ちゃんの時はどうだったっけ?自分の時は?でも一人一人、違う形で来るのかもしれない。

こないだ何を考えているのか聞いた時は、「5のn乗を10乗まで計算していたよ」って思いもよらない答えだった。

 

 

 

 

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私が彼女の心の中の大部分だった時、あの時は幸せだったんだなと思います。beeちゃんが突然、冷たくなったのではなく成長だとわかっていても、やっぱり寂しいですね。

思春期が終わったらまたいつか、いろいろ話してくれるようになると思うけど、もうその時は元の子どもではなくて少し大人になった彼女なのでしょう。

 

 

 

 

 最近、寝る前に読んでいるこの本に、

大学生になったお嬢さんを柴門ふみさんが、つい保護・世話すべき子どもとして扱ってしまい、間違いに気づいた自分を「愚かな母親」と呼ぶ場面が出て来るけど、私も愚かな母親なんだと思います。

 

 

 

 

宋美玄先生に教えてもらって読んでいるけど、この本も刺さります。

子どもを信じること

子どもを信じること

 

自分が言われたこと、されたことも思い出すし、「いやいや、ここまで私はひどいことを言って(思って)いないでしょう」と言い訳しながらも、心の中を著者や子どもに見透かされているような部分も出て来る。

 

 

 

 

きっと世界中の母親がいっとき、とても愚かになると思うんだけど、私と同じく寂しい母たちに早く心の平安が訪れますように。

ひとつだけ (Guest Artist: 忌野清志郎)

ひとつだけ (Guest Artist: 忌野清志郎)

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一番楽しいことは君の口から君の夢、聞くことという部分がしみる。聞き出すのじゃダメ。打ち明けてくれるのは、いつかな。そういう日が来るのを信じてます。

 

 

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