『今日からできる!暮らしの感染対策バイブル』

とってもいい本を手に入れました。

『今日からできる!暮らしの感染対策バイブル』

今日からできる!暮らしの感染対策バイブル
 

 

私は何回か堀さんとワクチンのイベントでお会いしたり、堀さんの講演を聞いたり、この番組を見たりしていました。

www.miraikan.jst.go.jp

このniconicoの番組は本当に勉強になりました。私は見られるときには生放送で見ました。

 

堀さんはすごい看護師さんなんですよ。

そこいら辺の医師よりずっと感染症とその対策に詳しい。

その専門家が、一般の人が疑問に思うことを1予防編、2外出編、3家族編、4知識編、5予測編に分け、具体的に答えてくれる本。

 

例えばこういうQ&Aがあります。

「布マスクは洗濯機で洗っちゃダメ?」「布マスクは消毒すべき?」

以前にネットで見た記事では、洗濯の専門家だという人が、布マスクと他の衣類とは分けて手で押し洗いするように言っていました。

私はまったくその必要がないと思ったので、Twitterで一般的な洗剤でウイルスが不活化すること、他の衣類と分けるべき理由がないことを投稿しました。

堀さんの回答も同じようでした。

☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ

(本書によると厚労省はつけ置き、振り洗い推奨らしいですが、忙しいのにそんなことやってられなくないですか?)

 

実は日本は、感染者がもっといるのに隠しているんじゃないか、満員電車で通勤していて移らないわけがないという人がいますが、

「満員電車で感染が広がらないのはなぜ?」

では「マスク着用のうえに無言だから。」という回答があります。マスク無しで向き合って話をしたら飛沫が飛びますが、そういうシチュエーションにならないですからね。「同様にパチンコ店や映画館などでもクラスターは発生していません。」

要するにポイントをおさえれば、感染は拡大しにくいんです。

 

他にも

「新幹線、飛行機、高速バス、車、安全な移動手段は?」

「レジでのお金の受け渡しで感染しますか?」

「大浴場で感染しない?」

「子どもを保育園に預けて大丈夫?」

など、そう!それ知りたかったと多くの人が思うことがたくさん載ってます。

 

個人的に「そうか、私もそうしよう」と思ったのは、堀さんが飲食店応援のために週に3回は外食しているというところ。買って帰ってもいいんだし、堀さんの勧める対策をとればいいですね。大事なお店がなくなったら困る!

 

堀さんは「すごく大事なお仕事ですよね?」といわれることがあるようですが、感染症対策がうまくいっているときには、目立たないそうです。また、“同様に、感染症の危機がなくなると「予防接種なんていらない!」という人が出てきますが、それは本当に危険。感染症は忘れたころにやってきます。”

ほんとそれ!

ワクチン、予防接種で防げるものは防ぎましょうね。

麻疹、風疹、水痘、おたふく風邪などなど忘れていませんか?

流行る前に受けることが大事。

 

本書で紹介されていたこのサイトは絵がかわいくて対策がわかりやすいです。

www.bowlgraphics.net

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最後に、私も本当にそうだなと思う部分があったので引用して終わりにします。

コラム:コロナ禍で感じた日本人のよい点 気になる点

私個人は新型コロナウイルス感染症が流行し始めたころから、日本では欧米ほどひどい状態にはならないと革新していました。だって日本人はマスクに抵抗感がありませんし、あいさつでハグやキスもしません。

(中略)

一方で、「自粛警察」などという言葉が流行したように、過度に「マスクして!」「外出禁止!」という風潮が広がったことは気になります。非難されるのを恐れて検査を躊躇する人が増えるからです。

感染していない人もした人も安心して暮らせる社会にしましょう。

 

 

今日からできる!暮らしの感染対策バイブル
 

 

『ゆるっとこそだて応援ブック』『生きる冒険地図』

ぷるすあるはさんからご恵贈いただきました。

『ゆるっとこそだて応援ブック』

pulusualuha.or.jp

クラウドファンディングでできた本ですが、後日オンラインストアからも購入できるようになるそうです。

著者は精神科の看護師さんと医師によるプロジェクトチームであるプルスアルハ(NPO法人ぷるすあるは @pulusualuha )。

 

子育て中は、子どものことや配偶者のこと、子どもを預かってもらう先、突然来る子どもの病気などに対処しているうちに、自分の気持ちや体調の悪さが後回しになってどんどん悪化することがあります。

そんなときに頼りになる本。

 

まず、自分が今どんな気持ちでどんな状況なのかを落ち着いて分析することが冒頭に勧められています。

そして、助けを求めるならどういうところがあるかというのが、具体的に示されます。

助けを求める時は、紙にまとめるといいとか、電話ではメモを元にこう話すといいなどとても実際的なアドバイス

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本当に困った時、人は八方塞がりな気がして、うまく考えることができないし、体も動かないですからね。

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相談先の電話番号やQRコードも載っている。

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生きる冒険地図

生きる冒険地図

 

 『生きる冒険地図』こちらは以前、購入したもの。

生きていくことに困っている子どもに向けて書いてあります。

 

どちらも本も、文章だけで詳しく書くのではなく、かわいいイラストとともにイメージがわくように表現されています。

怖い思いをしていたり、心配事が大きかったりすると、胸はドキドキするのに考えが上手くまとまらなくて辛いということがありますね。

そもそも自分はなにをどう感じていてどうしたいのか、誰にどう相談したらいいかも見えない場合もあります。

 

とても大事なこと、信頼できる大人を探す方法が載っています。

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これを間違ったり、確かな人に辿り着くまでに助けを求めるのをやめてしまったりすると命にも関わります。

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この本にも最後に電話番号やQRコードがあります。

たぶん、ほとんどの人がそういった連絡先に助けの手を伸ばす前の状態にいるのではないでしょうか。

まず、自分が傷ついたり怒ったり悲しんだりしているということを感じて、それを誰かに伝えるということから始まるのだろうと思います。

落ち込むと黙ってしまう人が多いかもしれませんから、周囲は迂闊な「アドバイス」をしてはいけないし、まして叱責するのは論外でしょう。

嘘や大袈裟だと「評価」するのは害悪でしかありません。

 

コロナ禍で重苦しい空気があります。

家庭内の雰囲気も良くないという人もいるでしょう。

あまり厚くない本なので手にとってみてはいかがでしょうか?

出会ったシーザー

朝と夕方、ココアちゃんのお散歩はponちゃんのお仕事。

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「今日、会った犬はココアちゃんと同じくらいの大きさで3歳だって。」

 

 

 

 

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「シーザーって言ってかな?そういう犬。」

 

シーズーではないか?

犬は好きだけれど犬種には詳しくないponちゃんです。

 

 

アピタルに書きました。

麻生財務相のマウスシールドに、西村経済再生相の首掛け扇風機、「ほとんど意味がなかった」と指摘された一斉休校。東京都議会では、「感染させたら罰金」の条例案が提出される動きがあります。テレビで見るたびガッカリ。

digital.asahi.com

 

これ二部作の後編のつもりで書きました。

前編はこちら。

意味のある対策だけを子どもには教えたい。

wezz-y.com