うちのbeeちゃんなんか顕著なんだけど、食べる気満々で自分でご飯をよそっておいて…
「やっぱり食べられない。」っていうこと、子どもはよくありますね。
食べる気はあっても入らなくなっちゃった、食べてみないとわからなかったってこと。
だから、この子にどのくらいご飯をあげたらいいですか?って幼児以上になると、外来であまり聞かれないです。本人もわからないのに、医者がお母さん以上に知っているはずがないと思うでしょう。一応、所要量があってもみんながその量を食べるわけじゃないですもんね。
大人も子どもも完璧じゃなくてもだいたいバランスよく三食たべられたらいいでしょう?
だけど、新生児や乳児は質問されます。
新生児の胃の大きさはだいたい身長・体重、日齢・月齢でわかるけど、消化が早い遅いもあるし、個人差がありますね。一概に言えることじゃありません。
しかも、母乳の後どのくらい足せばいいですか?っていうのは、お手上げです。
他人である医者にわかるはずがないし、赤ちゃん自身だって飲んでみないと母乳をこのくらい飲んだからミルク40mlくださーい!なんて事前にわからないんじゃないかな。
……っていつも1ヶ月健診で思います。
ミルクの足し方は、満足するまであげればいいんです。↓これのp56辺りをご覧ください。
それ以降の乳児健診では、離乳食をどのくらい食べさせたらいいのかって質問されます。母子手帳にも目安は載っているし、↓これにも詳しいですよ!
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時間が経つとお母さんと子どもの阿吽の呼吸ができてくるようです。年月が親子を作るというか。
今、新生児期、乳児期まっただ中の人、お疲れ様です。
もう少し、時間が経ったらお母さんがお子さんのスペシャリストになりますよ。
お母さんがって書いたけど、最近はお父さんも外来で質問すると普段の様子をとてもよく知っています。ご家庭によってはお父さんが離乳食を作ったりあげたりしているんでしょう。
うちの子達はもう勝手に食べるから、食卓に並べるものをバランスよくと思うくらい。
過ぎてみると離乳食の時期も、幼児期もあっという間でしたね。手がかかるけど楽しかった。