つかさちずるさんの本が発売されました。
Twitterやブログでおなじみの人も多いと思うんだけど、ちずるさんが妊娠出産、育児をする中で
思ったことやあったエピソードが、かわいいマンガで描いてあります。
うちの子ども達が小さい時は、埼玉と東京だったので、ちずるさんのところはお家が広そうだし
公園や自然がたくさんありそうで羨ましい。
でも、新米ママの孤独感はどこにいても共通だし、子どもが活動的になると事故に気をつけ
なくちゃいけないのはおんなじですね。
ちずるさんは以前、私の本を紹介してくれました。
この記事にもあったし、むすメモ!にも書いてあったけど母に苦労を強いていいことはないと
いうことを再確認しました。分娩の時の痛さ、授乳の痛さを耐えるちずるさんは、かわいそう
だった。無痛分娩が普通に選べたら良かったし、らくちん授乳BOOKをあげたかった。
母乳じゃないといけないんじゃないか、IQが!って思いつめる母たちと医者クラスタの間で、
完全母乳栄養について話題になっていたのを最近Twitterで見かけました。
意外と多くの医師が「自分、ミルクで育ちました」と言っていたのが面白かったです。
IQのためにできることは母乳だけじゃないし、人が成功するために必要なのはIQだけでなく、
むしろそれ以外の要素が大きい。お母さんがつらくて泣いているよりも、子どもにとっては
笑顔のママが「大好きよ」って抱きしめてくれる方が幸せではないですか?
巻末でちずるさんが、子どもがこんなにかわいいなら2人目もほしい、いやきっともっと
大変だと逡巡するところがでてきますが、少子化で先細りの日本はこういうお母さんたちの
背中を押さなくてどうする?
もっと楽できる選択肢が増えたら、日本にかわいい子どもが1人でも増えるかもしれないし、
辛かったり悲しかったりする女性が1人でも減るかもしれない。
ほんわかした気持ちになれる本、オススメです。