『はたらく細胞』を読んで
こないだ、外来でアニメの『はたらく細胞』の話になって、
「この子、(大きくなったら)赤血球になりたいって言ってるんですよ」
「うん、赤血球になる!!」
という男の子がいました。
「そっかー。酸素とか栄養を運ぶんだよね(だけどそれミクロン単位で小さくなってるよ?)」
と思うと同時に小学生にまで人気があるということはヒットしてるんだなーと感じました。私が大学生のときに、この免疫系の知識があればもっと勉強が簡単だったのにと悔しいです。T細胞、B細胞の部分は私の新刊と合わせて読むこととオススメします。
小児科医ママの子どもの病気とホームケアBOOK ~いつものケアから不調のときの対処法まで (専門家ママ・パパの本)
- 作者: 森戸やすみ
- 出版社/メーカー: 内外出版社
- 発売日: 2018/07/13
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15ページから免疫の話を書いてます。
『はたらく細胞』、いいですよね。免疫について楽しく学べます。
私は謎の好塩基球が好き。
がん細胞の第7話も泣ける話でしたね。
#はたらく細胞 第7話「がん細胞」を超真面目に解説。今回の話しは、がんの初期発生を免疫細胞がいかに防いでいるかの話しでした。癌研究者目線でも、とても正確な内容だったと思います。皆さんの体の中で、あの騒ぎが毎日何百回も起こっていると考えられていて、そのおかげで癌は滅多に起こりません。
— 大須賀 覚 (@SatoruO) 2018年8月18日
なので、アメリカでがんの研究をしている大須賀先生がこうツイートしていてなぜだか嬉しくなりました。
『はたらく細菌』もオススメ。beeちゃんがこないだヨーグルトを食べていたので、腸内細菌が今、「乙女がビフィズス菌を摂った!」って言ってるねと話しました。
お子さんと一緒に読んで、なぜ野菜を食べたほうがいいのかなど教えるのにいいと思います。
シーズン2もあるかな。hataraku-saibou.com